システム開発 どんなシステムを作るのか考える。

システム開発 を始める前に、これからどんなシステムを作るのか、考える必要があります。

世の中には、いろんなプログラムがあります。ゲームからパソコンのソフトウェア、家電、企業の業務システムまで、現在の私達の生活は、プログラムに支えられています。

あなたが普通に生活しているだけでも、裏側で多くのプログラムが動いています。テレビやビデオはもちろん、炊飯器や洗濯機にもプログラムが組み込まれています。

最終的に、どんなプログラムを作れるようになりたいかで、適した学び方が変わってきます。

プログラミング初心者が、システム開発を学びやすく、すぐにプログラムの効果を実感しやすいのは、「業務システム」です。

業務システムの中でも、システム開発上達のコツは、ズバリ!「売上伝票」です。

そこで、当システム開発実戦講座では、以下のような売上伝票をシステム化する過程で、システム開発の基礎を学習します。

・売上伝票
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この売上伝票がわかれば、業務システムが全てわかるようになる、といっても過言ではありません。

売上伝票で身に付けて欲しいポイントは以下の通りです。
・伝票と明細の関係
・テーブル設計
・テーブルの正規化
・演算フィールド

売上伝票には、あらゆる分野の基礎が含まれています。売上伝票のテーブル設計や正規化の考え方は、他の業務システムにも応用することができます。

実は、複雑そうなネットショップも、売上伝票の延長線上にあります。よく考えると、ネットショップも商品やサービスを販売しているわけですから、当然ですよね。

テーブル数や入力するデータの項目は多くなりますが、基本部分は売上伝票そのものです。

つまり売上伝票が理解できれば、ネットショップも理解できるということです。

また、まったくの初心者が、システム開発を学ぶ場合、最初に売上伝票を学ぶと、その後の上達が驚くほど早く、他の業務システムもすぐに理解できるようになります。

一見遠回りのように思えますが、売上伝票はシステム開発を習得する近道なのです。


【補足】
もし、あなたが作りたいシステムが明確なら、それを作るのが一番です。または、あなたの職場の人が希望するシステムを、作ってあげるのも良いでしょう。

身近な人に頼んで、練習台になってもらうのです。すると人の意見を聞く(取り入れる)ことの練習にもなります。人の話をしっかり聞くことは、プログラマーや、特にSEには必要な能力です。

でも作りたいシステムが、まだはっきり決まっていないのなら、「売上伝票」が一番良い教材だと思います。

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