売上伝票の明細を表形式にする方法。

システム開発データベースを使う時には、売上伝票のようにデータを鑑部と明細に分けることがよくあります。

前回までに、鑑部を表形式にして、その後にテーブルの正規化を行いました。

次は明細部分の正規化が必要ですが、

その前に、今回は明細を表形式にするところから始めましょう。

これまでに行っている部分の復習です。

売上伝票を鑑部と明細部に切り分け、
関連付けるために、
明細部に「伝票No」の項目(列)を加え、
明細部の各行を、一意に識別するため、主キーとして「明細No」を加えた状態がこれです。

・明細部
system-66.gif

*一意とは、同じデータが他に無く、重複しないことです。
*主キー(primary key)とは、レコードを「一意」に識別するためのフィールドです。
*明細部での 伝票No は主キーではなく、外部キーなので、重複してもOKです。

思い出しましたか?

やっと準備が整いましたw

リレーショナルデータベースで、データをテーブルに保存するには、

列と行からなる表形式にする必要があります。

それでは明細を表形式にしてみましょう。

とても簡単です。

上図をそのまま表形式にするだけですから。

表形式にすると、こうなります。

システム開発で表形式にする

一つだけ変更した点は、

明細で「品名」となっている部分を、「商品名」にしたことです。

単純に列名を変えただけ。

理由は、商品名のほうが一般的で、分かりやすいからです。

このような表形式にできると、データベースやExcelのような表計算ソフトでも扱えるようになります。

どうですか?

明細の場合、表形式にするのは、そんなに難しくありませんよね。

【補足】
ただし、今の状態では、まだテーブルが正規化されていません。

正規化は次回のステップで行います。

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