前回までに、鑑部を表形式にして、その後にテーブルの正規化を行いました。
次は明細部分の正規化が必要ですが、
その前に、今回は明細を表形式にするところから始めましょう。
これまでに行っている部分の復習です。
売上伝票を鑑部と明細部に切り分け、
関連付けるために、
明細部に「伝票No」の項目(列)を加え、
明細部の各行を、一意に識別するため、主キーとして「明細No」を加えた状態がこれです。
・明細部
*一意とは、同じデータが他に無く、重複しないことです。
*主キー(primary key)とは、レコードを「一意」に識別するためのフィールドです。
*明細部での 伝票No は主キーではなく、外部キーなので、重複してもOKです。
思い出しましたか?
やっと準備が整いましたw
リレーショナルデータベースで、データをテーブルに保存するには、
列と行からなる表形式にする必要があります。
それでは明細を表形式にしてみましょう。
とても簡単です。
上図をそのまま表形式にするだけですから。
表形式にすると、こうなります。
一つだけ変更した点は、
明細で「品名」となっている部分を、「商品名」にしたことです。
単純に列名を変えただけ。
理由は、商品名のほうが一般的で、分かりやすいからです。
このような表形式にできると、データベースやExcelのような表計算ソフトでも扱えるようになります。
どうですか?
明細の場合、表形式にするのは、そんなに難しくありませんよね。
【補足】
ただし、今の状態では、まだテーブルが正規化されていません。
正規化は次回のステップで行います。