プログラミング言語とデーターベースの選択について。

システム開発 では、システムをどのような目的で利用するかによって、使用するプログラミング言語やデーターベースが変わります。

そのため、実際にシステムを開発する前に、いろいろ検討することがあります。

(1)システムを利用するユーザー数について
・一台のパソコンで、一人で使う
・一台のパソコンで、複数で使う
・複数のパソコンから、複数で使う
・不特定多数の人が使う

(2)システムの利用目的
・個人利用
・社内利用
・ネット上で利用する
・システムを販売する

(3)アプリケーションの種類について
・デスクトップアプリケーション
・Webアプリケーション
・モバイルアプリケーション

(4)レコード数について
・1万~10万件未満
・10万件以上

(5)サーバーについて
・独自でサーバーを用意する
・レンタルサーバーを借りる

(6)開発者数
・1人で開発できる規模か
・複数の人で開発する規模か

(7)データベースの予算
・できるだけ無料で済ませたい
・少しならお金をかけられる
・金額が高くても、信頼性を重視したい

(8)システムの予算
・10万円以内
・10万~100万円
・100万円以上

他にも検討することがいろいろあります。セキュリティやバックアップについて考えておくことも重要です。

また、データは蓄積するだけでは意味が無く、帳票などの形に加工して利用します。そのため、あらかじめどんな出力が要るのか、調べておく必要があります。

上記のような項目を、総合的に検討して、プログラミング言語やデーターベースを決めることになります。

システムが一台のパソコンで完結するなら、スタンドアローン(stand alone)でも可能です。スタンドアローンは、他のコンピュータに接続しないで使う形態です。

システムを複数の人で使うなら、ネットワークに接続して、サーバーを利用した形態のほうが良いでしょう。

サーバーを使う場合は、自前で構築する方法と、ネットショップなど、ネット上で使うことが明確なら、レンタルサーバーを借りる方法もあります。

また、データーベースを使うシステムを開発する場合は、レコード数が重要です。1万件から10万件くらいなら、Access(アクセス)や FileMaker(ファイルメーカー)で十分です。

Access や FileMaker は、機能のわりに安く、プログラムの開発環境も付いているので、システムにあまり予算をかけられない時は最適です。

レコード数が10万件を超えると、大規模なデーターベースを検討することになります。MySQL や PostgreSQL などは、利用規約の範囲なら無償で利用することができます。

*ただしMySQLは商用利用が目的の場合は有償

信頼性やサポートを重視するなら、Oracle や SQLServer など、商用のデータベースが選択肢になります。

次にプログラミング言語については、作るアプリケーションの種類、開発環境、開発効率、開発の規模によって、適した言語が変わります。

例えば Microsoft社の VB(Visual Basic) は有料ですが、初心者でも学びやすいプログラミング言語で、開発環境も整っています。デスクトップアプリケーションなら、一番開発効率が良いと思います。

もし Access で完結するシステムなら、VB の機能縮小版である VBA(Visual Basic for Applications)でも十分です。

Javaは利用範囲が広く、デスクトップアプリケーション、Webアプリケーション、モバイルアプリケーションが、全て開発可能です。

Javaはオブジェクト指向言語なので、多くの人が参加する大規模な開発にも向いています。開発時のルール作りがしやすい言語です。Java の開発環境である Eclipse(エクリプス)も、無償で使えます。

ただ、初心者にとっては、オブジェクト指向を理解することが、難しいかもしれません。それと、まだ Java が動作するレンタルサーバーが少ないので、個人的にWebアプリケーションを作るのには不向きです。サーバーを構築できれば問題ありません。

PHPは Webアプリケーションを開発するのに向いているプログラミング言語です。現在では、多くのレンタルサーバーで利用することができます。

以上のように、プログラミング言語やデーターベースは、様々な要因を総合的に考えて、組み合わせる必要があります。

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